Tokyo Techiesが伴走します
日本の物流業界における運行管理のデジタル化・効率化を目指し、SaaSを構築したプロジェクトをご紹介します。日本の物流会社の多くが未だに紙主体で運行管理を行っているという課題に対し、開発したSaaSでは物流オペレーションに関わる様々な役割の方の業務が一つのアプリケーションに集約できました。
日本の物流業界は、大きな課題に直面しています。低コスト輸送の需要が増える一方で、労働力不足も深刻化しており、物流企業は運行管理コストの最小化と生産性の向上を求められています。さらに、紙主体の運行管理やエクセル、紙の注文票、FAXを使用したトラックやドライバーの管理は非効率であり、時間やリソースの浪費に対する解決策は長らく見出されずにいました。
このような課題を解決するため、ソフトバンクグループと日本通運グループが設立した合弁会社 MeeTruck株式会社は、DXを通じて物流業界の問題解決に取り組んでいます。MeeTruckは、運行管理システム(TMS)として知られるデジタルプラットフォームを構築することで、国内の物流管理を統合し、効率化と発展を目指しています。
Tokyo Techiesは、MeeTruck株式会社の設立から3か月前の2020年4月にプロジェクトに参加しました。プロダクトコンセプトとマーケティング目標について詳細に議論し、短期間での納品を求められる大規模プロジェクトに取り組むこととなりましたが、この挑戦は刺激的でありながらも大きなチャンスであり、弊社はこのプロジェクトへの参加で企業として大きく成長しました。
弊社開発チームはわずか5ヶ月の期間で、信頼性の高いSaaSを構築しました。このSaaSはWebおよびモバイルの両方からアクセス可能であり、正確かつ全国規模での利用が可能になるよう構築を行いました。
開発したSaaSでは、配車担当者・ドライバー・事務員・経営者など、物流オペレーションに関わる様々な役割の方の業務を、一つのアプリケーションで行えるように統合しました。本プロジェクトでは全国の物流業務におけるDXの実現に貢献できたと考えています。
このソフトウェアを活用することで、配車担当者は以下のような便利な機能を利用できます:
以上の機能により、配車担当者は効率的な配送プロセスを実現し、配送の進行状況を迅速かつ正確に管理することができます。
このソフトウェアを活用することで、配車担当者は以下のような便利な機能を利用できます:
以上の機能により、配車担当者は効率的な配送プロセスを実現し、配送の進行状況を迅速かつ正確に管理することができます。
ドライバーにも、さまざまな便利な機能が提供されています:
これらの機能により、ドライバーはスケジュールの管理や運行に必要な情報の確認、コミュニケーション、利益の確認、請求書の管理などを効率的に行うことができます。