Tokyo Techiesが伴走します
皆様こんにちは。
あっという間に年の瀬ですが、2023年を振り返ると、世界的に災害級とも言われる猛暑や森林火災、急な寒波の襲来などと、これまであまり聞いたことのないニュースを耳にすることが多かったように思います。
特に日本でも史上最高の猛暑の中、企業でも節電を実施したところも多かったのではないでしょうか。
2024年はますます「環境にやさしい」ビジネスが重要視されるかもしれません。
ではビジネスにおいても環境に配慮しつつ、ビジネスモデルをより持続可能なものにするにはどうしたらいいでしょうか?
手段は数多くありますが、その中でも”ビジネスのデジタルトランスフォーメーション”を通じた環境への貢献が一つのメジャーな方法です。
今回は、その具体的な手法として注目すべき「クラウドコンピューティング」に焦点を当ててみましょう。
目次
はじめに:クラウドコンピューティングとは?
インターネットを通じて計算リソースやデータを提供するサービスです。
個別のコンピューターにソフトウェアをインストールする代わりに、オンライン上のサーバーから必要なものを利用します。
ユーザーや企業が高度な計算やデータ処理を手軽に行えるだけでなく、リモートワークやデジタルサービスの提供にも非常に便利です。
アクセンチュアによると、企業がプライベートデータセンターからパブリッククラウドに移行することで、年間5900万トンのCO2排出削減が可能です。
これは約2200万台の自動車の排出に相当し、プライベートデータセンターのエネルギー消費とリソースの浪費を軽減します。
具体的な例として、GoogleとMicrosoftはクラウドリージョンの電力供給に100%再生可能エネルギーを使用するという目標を達成しており、Amazon Web Servicesも2025年までにデータセンターを100%再生可能エネルギーで賄うことを目指しています。
このようにクラウド移行は企業がエネルギー効率を向上させつつ、環境への負荷を軽減する手段としてメジャーになりつつあります。
クラウドコンピューティングの普及により、ファイルやデータのデジタル保存が進み、紙や文房具の使用が減少します。これによりオフィスの廃棄物の約70%が減少し、森林破壊を抑制できます。
またSaaSプログラムの活用により、法的な契約書からプロジェクト管理まで、紙を使用せずにデジタルで業務を遂行でき、これも環境への負荷を大きく軽減することができます。
例えば、Google Formsや電子署名ツールを使用したデジタルフォームや電子契約書の導入は、ビジネスプロセスの合理化と同時に、紙の使用量を大幅に減少させる効果があります。
紙と文房具の削減は、企業が環境にやさしい業務運営を実現し、業務工数も削減できることが多いです。総合的な持続可能性の向上に寄与するといえます。
新型コロナウイルスのパンデミックにより、ビジネスがクラウド上でデジタル化され、コミュニケーションプラットフォームが活用されたことで、オフィスに出勤しなくてもいいとわかった企業もあったのではないでしょうか。
クラウドコンピューティング技術はリモートワークを完全に可能にし、通勤の必要性を見直した企業も数多くあります。
リモートワークが進むことは、特に都市部においては渋滞や大気汚染が低減される一つのソリューションであるといえます。
またSlackやMicrosoft Teamsを使用したリモートコミュニケーションの導入は、従業員の働き方の柔軟性を向上させ、通勤に感じているネガティブな気持ちを軽減したり、今までになかった自由な時間を生み出すことにつながっています。
これらのクラウドコンピューティングのポジティブな側面は、環境に対して良い影響があるだけでなく、ビジネスの持続可能性を向上させる大きな可能性を持っています。
ビジネスのデジタルトランスフォーメーションを行うには、これまで以上に社内のIT人材やIT部門の育成が重要になりますが、
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