特別記事|2018年7月5日

Tokyo Techiesがカリキュラムを重視する理由:講師のティエンのインタビュー

Tokyo Techiesの講師ティエン・ファンは、コンピュータサイエンスの専門家で、多くの学術および科学の分野においての研究経験が豊富です。ティエンはテクノロジーに興味を持つ才能のある高校生でした。パスカルプログラミング言語でプログラミングを始めて以来、コンピュータサイエンスへの情熱を深めてきました。彼はコンピュータサイエンスの学士号と修士号を優秀な成績で卒業し、25歳の若さでトップレベルの国立大学の大学講師になりました。スイス、ドイツ、日本など、世界各地で活躍しており、国際会議や専門誌向けに様々な科学出版物を出している著者でもあります。

ティエンはTokyo Techiesのネットワークテクノロジーおよびサイバーセキュリティの責任者です。彼はまた、「データサイエンス&AIコース」の主要なカリキュラム構築者でもあり、我々組織の学術およびサイエンス分野の業務を指揮しています。学術および教育の分野に長く携わっているティエンは、幅広い年齢層の学習者に科学技術を教育する上で、標準化された質の高いカリキュラムを持つことの重要性を認識していました。本日はティエンに、なぜカリキュラムがTokyo Techiesにとって重要であるのか、そしてその内容について聞いてみます。

カリキュラム
Q1: どのクラスのカリキュラムを開発しましたか?

A1:下記トピックのカリキュラムを作成しました。

1.データサイエンス

2.機械学習

3.コンピューターサイエンス

4.コンピューターネットワーク

5.サイバーセキュリティ

Q2: Tokyo Techiesでは、なぜ広範囲のカリキュラム作成プロセスがあるのですか?

A2: 私たちのカリキュラム作成の参考に、多くの異なるカリキュラムと本を見直し、私たちは生徒の学習を困難にしている共通の問題点を見つけました。さらに深く掘り下げるにつれ、既存のカリキュラムや技術教育に関連する教材に大きな欠陥を見つけました。それが、Tokyo Techiesのカリキュラムを作成するにあたり、多くの時間とリソースを費やす必要があることに気づく要因となりました。

私たちが外部のカリキュラムで見つけた問題の一つは、使用されている例が魅力的ではなく、生徒にとって視覚的に訴えるものがではないというものでした。それらが学習のために最も重要な要因であるにもかかわらず、生徒の想像力と自然な好奇心を刺激することができるような内容ではありませんでした。私たちが発見したもう一つの問題は、どんな時にどんな方法で、更には簡単なスキルを使う事によって高レベルな内容を処理できるかを示す事ができていなかったことです。その結果、生徒は、困難かつ複雑な問題に単純なコーディングスキルを適用する事が出来ていませんでした。

私たちは、生徒が想像力を使って新しいスキルを学べるように、楽しく魅力的な例を提供することに焦点を当てました。以下は、パターン認識(コンピュータサイエンスにおいて非常に重要なスキル)を理解する上での例です。他のカリキュラムで使われている普通の数字の代わりに、私たちはクリスマス関連のシンボルを使います。

この2番目の例では、普通の数字ではなく動物園を生徒たちに作成させました。

また、私たちは、単純なスキルと複雑な問題との関係も強調して教えます。例えば、パターン認識(上記のスキル)は以下の分野に適用することができます。ロボティクス(LEDマトリックス照明)、グラフィックデザイン(複雑なパターン、曲線)およびゲームデザインなどです。私達のカリキュラムの中でこれらの種類のアプリケーションについて教えていきます。

私たちが学習プロセスに対して行ったこのような調整を生徒が本当に喜んでいるのを見てきました。そして、それをますます多くの生徒と共有できることを楽しみにしています。

Cyber Security
Q3: 最近、あなたは私たちの新しいサイバーセキュリティワークショップ用のカリキュラムを作成する際の中心的存在でした。今後のサイバーセキュリティワークショップについて教えていただけますか。

A3: サイバーセキュリティ攻撃はここ数年で大きく変化しており、組織はそれらを防御することができていません。サイバーセキュリティに関する知識を持つことで、組織は大きな失脚につながる可能性のある攻撃を防ぐことができます。現代のサイバーセキュリティの重要性を鑑み、私たちはイスラエルのサイバーセキュリティ組織、ThinkCyber​​と提携しました。サイバーセキュリティのリスクを防ぎ、攻撃から防御するための知識とスキルを身に付けるために、ITプロフェッショナル向けのワークショップを共同で作成しました。私たちは、Tokyo TechiesのカリキュラムのプロセスとThink Cyber​​の経験をサイバーセキュリティワークショップに取り入れました。

サイバーセキュリティワークショップについての詳細はこちらのリンクをご参照ください: Tokyo Techies Cyber Security

ご興味がある方はこちらにご覧ください